いよいよ取り付けの日。
箱ごとに分かれたそれぞれのパーツが搬入されてきました。
図面通りの位置に設置して、照明の配線を通し、
現場合わせの開口をして。
複雑ではないものの、細かい配線用ルートの指示があるため
何度か行きつ戻りつして、1日がかりで取り付けが完了しました。
まず、目に留まるのがこのうっとりするような組子細工。
扉の下の部分は八重桜亀甲柄で、上は光麻の葉。
2つの柄の間はやんわりと曲線で仕切るデザインを
森田さんが提案して下さいました。
仕切りの位置などを図面を見ながらやりとりして、
調整しつつ出来上がったのがこちらのデザインです。
仏壇内部の照明を照らすとこんな風に内部が透けて、
組子の柄が浮かび上がります。
仏壇内部の背板は、家具の扉材などと同じのマットな濃紺メラミンです。
2段の段付きで、下段には引き出しを仕込んでいます。
仏壇下のオープンスペースにはMac Bookを置く予定で、
配線用の開口を底部に設けてあります。
ここから、テレビ下のプリンターまで配線を繋げて、
プリンターサーバーとして使用する予定です。
仏壇の横には寝室の組子建具があります。
双方の色も柄のサイズ感も違うので、
違和感なく上手く溶け込みました。
完成を見たときに、
やはり、とことんまで粘って気に入った柄の扉にして、
本当に良かったと思いました。
一番の見所を、妥協しなくて良かった!
見れば見るほど美しく、見事な組子細工の扉が実現しました。
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