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仏壇+収納家具のデザイン+++03
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  • 2019年7月2日
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いよいよ取り付けの日。

箱ごとに分かれたそれぞれのパーツが搬入されてきました。

図面通りの位置に設置して、照明の配線を通し、

現場合わせの開口をして。

複雑ではないものの、細かい配線用ルートの指示があるため

何度か行きつ戻りつして、1日がかりで取り付けが完了しました。

まず、目に留まるのがこのうっとりするような組子細工。

扉の下の部分は八重桜亀甲柄で、上は光麻の葉。

2つの柄の間はやんわりと曲線で仕切るデザインを

森田さんが提案して下さいました。

仕切りの位置などを図面を見ながらやりとりして、

調整しつつ出来上がったのがこちらのデザインです。

仏壇内部の照明を照らすとこんな風に内部が透けて、

組子の柄が浮かび上がります。

仏壇内部の背板は、家具の扉材などと同じのマットな濃紺メラミンです。

2段の段付きで、下段には引き出しを仕込んでいます。

仏壇下のオープンスペースにはMac Bookを置く予定で、

配線用の開口を底部に設けてあります。

ここから、テレビ下のプリンターまで配線を繋げて、

プリンターサーバーとして使用する予定です。

仏壇の横には寝室の組子建具があります。

双方の色も柄のサイズ感も違うので、

違和感なく上手く溶け込みました。

完成を見たときに、

やはり、とことんまで粘って気に入った柄の扉にして、

本当に良かったと思いました。

一番の見所を、妥協しなくて良かった!

見れば見るほど美しく、見事な組子細工の扉が実現しました。

 

 

 

 

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