来年の話をすると鬼が笑うと言いますが、
我々スタジオノイのメンバーは、
来年の息子の夏休みを使って、
イタリア自転車の旅を計画しています。
そして粛々と水面下で準備を進めているところです。
今年の9月で、スタジオノイも設立10年目に入る節目でもあり、
私がイタリア縦断自転車一人旅を実行してから20年近くが過ぎ、
当時から家族も増え、息子も大分たくましくなってきたので、
あの素晴らしかった旅の経験を共有したいという
私の夢に家族も乗っかって(付き合ってくれて)
こんなに早い時期からではありますが、
ワクワクしながら旅の計画をしているところです。
息子も中学生になってしまえば、
部活動や友達と過ごす時間の方が優先になって、
家族3人で一緒に大きな旅に出る機会も限られているでしょうし、
丁度良いタイミングでもありました。
息子は小学生最後の夏休み。
私は40代最後の年。
夫は50代最後の年。
それぞれの節目の時期に、
みんなで一緒になんだか普通じゃできないような
ちょっと大きな冒険を。
そんなコンセプトで始まった旅の計画ですが、
無計画無鉄砲無責任な私とは全く違って、
夫はちゃんと計画と準備と下調べを怠らない人ですので、
色々と持ち物や自転車の装備なども検討しながら、
必要なものを今から少しずつ集めています。
中でも、記録用の機器類をどうするかを話していたら、
夫婦で意見が一致して早速購入に踏み切ったものがありました。
Go Proという小型カメラ。
自転車のハンドルに設置したりヘルメットに取り付けたりして、
移動中の動画が撮れるカメラです。
iPhoneのアプリとも連動していて、操作もできます。
他のアイテムと比べてみても
そのコンパクトさがよくわかります。
今回の旅の記録は、このアイテムたちで残していきます。
フリクションペン
Go Pro
iPhone
iPadPro
そしてapple pencil
20年前の旅の記録は、もっぱらこちらでした。
なんともシンプル。
地図も紙のロードマップです。
iPhoneもGoogle mapもない時代に、
自分の感覚と運だけでよくもこんな旅ができたものだと
改めて驚き呆れます。
丁度18年前の今日、6月17日から、
旅はスタートしていました。
当時は、約20年後の自分がこんな風に、
自分の家族と自転車の旅の計画を練っているなんて、
想像もしていませんでした。
何ものでもない自分に焦りや不安や苛立ちも抱えていたりして。
30代を目前としていた29歳の頃のわたし。
旅に出たからといって、
何かが変わるなんて保証も確証も全くなかったけれど、
ただただ行かずにはいられない気持ちに突き動かされて、
大した準備も下調べもないまま飛行機に自転車積んで
飛び乗っていたのでした。
今回の旅は子供も一緒なので
当然そんな無鉄砲ではいられませんが、
ある程度のハプニングもおおらかに乗り越えながら、
3人の心に刻まれるような冒険ができたらいいなと思います。
丁度時期がきたので携帯もiPhone7plusに機種変更して、
こちらも旅の相棒として活躍してもらいます。
今から一年も先のことなんて、
果たしてどうなることかわからないけれど。
少しずつ準備の様子も記録を残していければと思います。
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