いよいよ、家具本体の全体画像です。
設置当日お天気が悪かったのでちょっと画像が暗いですが、
妻側の窓を塞いでいたテレビを柱型を背に斜めに配置。
その下に大きなA3カラープリンターを置きました。
ガラス框扉の収納下部にDVDやブルーレイ、息子のゲームなどの機器類。
上は私の念願の器を飾って仕舞えるカップボードに。
フラッシュ扉の収納内部にはCDやDVD、仕事の資料などが入りました。
その上に家具と合わせてデザインした仏壇。
テレビなど諸々を設置してみるとこんな感じ。
今まで圧迫感のあったプリンターも上手くテレビの下に収まりました。
当初、テレビ台がもっと前方に迫り出してくるかと思いましたが、
意外と上手く柱を背にしてスッキリ置けました。
プリンターは背部の配線が複雑なのと、
プリントアウトした物の取り出しやすさから少し前に出ています。
かなり重さもあるので、プリンター本体も引き出しやすいように、
夫が小さなキャスターを取り付けてくれています。
早速ガラス収納の中に、お気に入りの器もディスプレイ。
嗚呼、これがずっとやりたかったのよ…
プリンターの奥行きに合わせているのと、
A3ファイルボックスが入る設定なので、収納もかなりボリュームがあります。
でも、あれこれ納めてみたら結構一杯?!
カウンターの天板は窓枠と高さを合わせたので、大きな出窓のようになりました。
箱と扉の仕上げが互い違いになっていたり、
テレビ台の底側がリビングで使っているCABチェアとリンクしたチャイナレッドだったり。
プリンター置場と扉を面一に揃えて仕上げたり。
細部にも色々とこだわりが散りばめられている家具です。
扉の手がけや把手にも、細かい指示を出していました。
手がけの内側に紺色が見えるようにしたかったのですが、
メラミンを貼りわけるのが大変だった様子。
この内側は色合わせで塗装にしてあげてたら少し職人さんも楽だったかな…
ガラス框戸は手がけではなく把手を選びました。
シロクマで見つけた真鍮色の把手。
家全体の空気感にしっくりと馴染みました。
組子扉は舟底引手が下框に彫り込まれており、
マグネットで閉まるようになっています。
使いやすさとデザイン。
ちぐはぐなようで絶妙なバランスが取れているところへの着地。
私が一番好きな、デザインの面白さがここにあります。
今回お願いした田中木工さんには、何度も図面の修正をして頂いて、
かなり細かい指示にも対応してくださったので、
満足度の高い家具が出来上がりました。
製作に関わってくださった皆さんに、感謝致します。
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