この日の朝もBridge Cafeへ朝食を取りに朝散歩。
食後にちょっといつもと反対側の道へ。
ここは…
ストリートアート推奨地区とかなのかしらね😳
至るところの壁に
そして車にも
落書きにしちゃあ凄いのが描かれてる。
この日は水曜日。
近所の広い通りで、朝市の準備をしていた。
ゆっくりと見たかったけれど、予定が盛りだくさん。
一度宿に戻ってから、支度をして再びトラムに乗り込んだ。
今日はようやくミラノの街の中に入って行く日。
Villa Necchi Campiglio
1930年代の富豪の邸宅を見学。
庭はフリーのようだけど、館内はファミリーで25ユーロ。
1時間程のガイドツアーに着いてもらって館内をまわる。
英語のツアーはスタートまで待たないといけなかったので、
イタリア語ツアーに参加。
これが、こっちに来て初めてのハズレ。
館内に入って20分も延々と入口でウンチクをイタリア語で喋り続けて、
我々家族やもう一人の英語圏の女の子を見もしなかった。
おかげで無駄に疲労困憊。
建物自体は、素晴らしいです。
ようやく入れた内部の家具や調度品は品良く
モダンで素晴らしかった。
大理石の暖炉に囲まれたソファ。
本棚の高さをさほど高すぎずに設定してあるので、
圧迫感がなく程よく包まれている。
カード遊びのテーブルなどは、
なかなか近くで見られることもないので参考になる。
クラシカルなサロン。
ファブリックの刺繍も美しく。
柄物使いだけれどもうるさくなり過ぎない絶妙なバランス。
Cosyな庭に面したサロンはガラス面が大きく
コンサバトリーのようになっていた。
こちらは床も椅子の張り地もグリーン系で統一。
パネリングの壁仕上げは建て具枠天端揃えで留めて、
それ以上を天井仕上げとして見切っちゃってもいいんだな…とか。
色々細かいところが為になる邸宅。
こんなダイナミックな柄の大理石は見たことない。
それぞれの部屋の天井装飾も、嗜好を凝らしてある。
美しい柄が浮き上がっていたり。
このドーム型天井のロープ柄は、本当に美しくて、
今もどこかで使えるようなデザイン。
部屋の中心にシャンデリアなどがぶら下がる天井も、
中心を軸にしながら様々な柄を描いてあった。
二階はこの館に暮らした3人のプライベートなお部屋。
夫妻の寝室と。
独身だった女性の寝室。
それぞれのバスルーム。
それぞれの石使い。
プランは対になっているけれど、
使用している石が違うので雰囲気もそれぞれ。
こちらは漆黒の大理石。
全く柄のない黒い大理石は水磨き風仕上げ。
今でもモダンに感じるデザイン。
ガイドの案内には辟易したけれど、
本当に素晴らしい建物で見所が満載だった。
ミラノ、奥深い。
ここまででかなり中身が濃かったというのに、
まだ午前中。
午後もまた歩き回る長い長い1日。
男たちはあまりのハードスケジュールに
もう歩けないとクレームが入り、
後半は別行動となりました。
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