パリの部屋にも大分慣れて来ました。
ロフトから見下ろすとこんな感じ。
実は、とっても小さなアパートのお部屋。
だけど息子は楽しそう。
ロフトの上では、お店やさんが広げられてました。
午前中は朝ごはんを食べて少しのんびり。
じっくり部屋遊びの時間もとってから、
また外に繰り出します。
今日の目的地、メインはこちら。
古生物学館。
昨日はどっぷりママの町歩きに付き合って貰ったので、
今日は息子メインの企画で。
でもここ、オトナも相当楽しめます。
入るとまず、一階がどどっと現生物たちの骨の展示。
バッファローやら、
キリンやら。
今にも歩き出しそうな形で立体的に展示されてます。
クジラ、でかーい!
吹き抜けから見下ろすとこんな感じ。
本当に圧巻です。
そしてまた、展示だけでなく建物自体も素晴らしい。
階段一つとってもこのディテール。
で、更に上階に上がると、
いよいよ恐竜の骨の展示です。
男子の骨好き恐竜好き、ウハウハゾーン。
ま、マンモス〜!
ギャートルズ世代にはたまりません。
このフロアも、吹き抜けをはじめとする空間自体、
素晴らしいつくりでした。
展示の木の棚も魅惑。
色んな角度から楽しめる場所でした。
また、さすがに美術を志す人の多さもあるのか、
この骨の展示を写生している若い人達が沢山いました。
素晴らしい生の教材が、こんなにも身近にある環境。
彼らの芸術に対しての距離感や浸透性、
この根本的なバックグラウンドの違いを、
毎回羨ましく感じます。
さて。この一体は
様々な博物館や植物・動物園が集まっていて、
生き物の色んな事や歴史が、
文字通り肌で感じられる展示になっています。
古生物学館を出て、次に向かうのは進化大陳列館。
広い公園の敷地を移動しながら、正面の建物へ。
で、こちらの博物館の展示はこんな感じです。
骨ではなく、今度は剥製での展示。
この、ダイナミックな見せ方と
企画そのものの捉え方のスケールが、
日本ではなかなか見られないもので、
大きな刺激を受けます。
そしてまた、ぐっとオトナの美を感じさせる
ディスプレイや素材達。
ポツンと置かれた展示台のデザインもカッコいい。
博物館でこの色味や照明を選んで採用されて実現する。
それ自体が、パリの人達の美意識の高さだと感じます。
さて、みっちり時間をかけて二つの博物館を見終え、
まだ遊び足りない息子に公園でちょっと付き合い、
あまりにも腹が減って
遊具の上で母さん踊り出すという奇行が始まったので、
やっと目をつけていたお店へ。
博物館の向かいに建つモスク。
そこに隣接されたお店、ラ・モスケ。
門をくぐるとぱっとまはゆい白と
美しいモザイクタイルの中庭。
床の白大理石を、よりにもよってヘリンボーン張り。
建物の中の装飾も見事です。
ああ、私はやっぱり、
イスラムの建築が好きだなあ。
そして頼んだのがcouscous de chef.
昨日のランチでがっくりきたけど、
今日は大満足。
胃にもやさしい野菜の旨味が凝縮されたスープを、
クスクスにヒタヒタにかけて、
色んなお肉と一緒に。
20から26€位で、2人でシェアできる量のクスクス。
タジンは、一人用にパンがつく感じでした。
味もよくて、程よくお腹も一杯になり満足。
午後は、ここから斜めに北上して、
美味しそうな通りを散策です。
その前に、目をつけていた陶器のお店でタガが外れ、
あまりにもどの器も魅力的すぎて頭がおかしくなり、
判断力が極度につかなくなって大暴走。
ま、どんな暴走だったかは、帰国後ご報告します。
おとなりのマカロンやさんもカワイイ。
マカロン好きなオトコたち。
でかマカロンを買い食い。美味しいとのこと。
そして、パリの胃袋、ムフタール通りへ。
お惣菜、美味しそう。
ディジョンで買うのを諦めたオリーブオイル店。
魅惑の器。私いろ、フガフガ!
ひとまず、オイルを。
サロンドテに並ぶ、カラフル南部鉄瓶
今日も12000歩程。
よく歩きました。
帰り道に目をつけていたパン屋さんでパン購入。
天然酵母系のパン。
味も歯ごたえもモチモチさも
丁度よい美味しさでした。
やっぱりパンは、フランス美味しいな。
パンの美味しさが、他の全ての難を隠すくらい。
レトルト食品とでも、
美味しいパンと食べればそれだけでご馳走。
そんな今夜の晩ご飯は、
お部屋でのんびり。
今日もおつかれさま。
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