年明け、節分も越して、いつのまにか春の気配を感じる頃になってしまいました。
スタジオノイのサイトも、Worksページも完成して、
全てのページが整いました。
これから、またこちらのブログなども更新しながら、
私たちのお仕事もご紹介できればと思っております。
さて、まずはお仕事ではなく建物探訪のお話から。
先月のことですが、お勉強会という名目?で、
アマン東京を訪れて、色々と共用部を見せて頂きました。
メインエントランスロビー。
吹き抜け部分は和紙のような風合いで、柔らかい光が差し込むようになっています。
奥はホテルの通路に面しているのだとか。
真中に置かれた黒い石は水盤になっていて、
水が流れ落ちています。
石は玄武岩と花崗岩を主に使っているそうで、
天井には木目のルーバーを使用する事によって、
自然と安らぎをとりこんでいます。
フロントカウンターも厚い天然木。
背面の壁は左官 挾土 秀平氏の作品でした。
今話題の、「真田丸」のタイトル文字を左官ゴテで製作した方です。
レベル差をうまく活用して空間にリズムを与えているサロン。
アフタヌーンティーは人気で、三ヶ月先まで予約が一杯なのだとか。
墨色の器やカトラリーで、テーブルウェアもシックにまとまっています。
バーカウンターからは、
夜には東京の夜景が眺められるようになっています。
そしていよいよレストランへ。
二人ならカウンター席も落ち着きそうでした。
奥の格子の中は、二層になっていて上階には個室席があるのだとか。
ランチの前菜。
小鰯とBratta stracciatellaチーズのサラダ
菊芋のスープ
メインはお肉にて。
岩中豚バラ肉の煮込み カスレ風のおソースで。
あまおうのシャルロットと飴細工
と、それぞれ美味しく頂きました。
大手町界隈も、久しぶりに歩きましたが再開発がどんどん進んでいて、
且つての感じとはまたがらりと変わっていて驚きました。
アマン東京のホテル自体は、日本の禅を意識しているというか、
ものすごく削ぎ落とされたデザインでまとまっていたので、
とても美しい空間でした。
ただ、私個人の好みとしては、
もう少しデザインに艶っぽさのある方がスキだったりします。
とは言え、とても勉強になる企画をたてて頂いて、
ホテルの方々にも丁寧に説明をして頂いたので、
大変有意義な時間をすごすことができました。
今度はアフタヌーンティーにも、予約を入れてみたいと思います。
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