製作当初より急に定員が増えてしまった我が家のオリジナル仏壇。

こんなに早くにお義母さんをお迎えする予定ではありませんでしたが、

初七日を終えて、早々に見様見真似のお祀りが始まりました。

初七日が日曜日だったので、それから毎週日曜日にお供えしていた仏膳。

食べることが大好きだった義母なので、

あり合わせだけどちょこっとずつ盛り付けて、味わってもらいました。

最後は病院で食事も取れなくなっていたから、

ようやく美味しいごはん、楽しめたかな。

カウンターの奥行きがたっぷりあったので、

四十九日まではここでお線香をあげていました。

このお仏壇+家具のデザインに合わせて注文していた仏具も、

6月に入ってようやく全て揃いました。

銀座のまなかさんでオーダーした真鍮の仏具セット。

コンパクトでシンプルなデザインと真鍮色が気に入って、

家具製作段階からこれを買おうと決めていました。

おりんと蝋燭立ては人気らしく入荷までひと月ほどかかりましたが、

全て揃って設置したところ、新しい仏壇にもぴったりと馴染みました。

こうした小物類にも細部までデザイン性こだわって、

現代の暮らしの中で、

先祖や親を大切に偲びながら生活する行為を溶け込ませていく

一つの形を見つけたように思います。

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