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noiは何しにイタリアへ?!+++32
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  • 2018年10月2日
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+いつもの朝

Bridge cafeのクロワッサンは焼きたてで美味しくて。

いつもの顔ぶれが代わる代わるに挨拶しながら訪れては出ていく。

向かいの建物から運河越しに外を眺めるおばあさん。

今朝かかっていた曲が良かったので、

誰のレコードか教えてもらった。

Niccolo Fabiのアルバム。

3日限りの常連客。

今日が最後の日なんだって話したら、

良い旅を!って送り出してくれた。

多分私は、またミラノに来ることがあったら、

この界隈に泊まって、またこのcafeに来ると思う。

Ciao! The Bridge Cafe!

荷物の整理も済ませて、部屋の掃除も済ませて。

この旅で一番長くお世話になって部屋を出る。

アパートのオーナーも窓口の女性たちも

とても親切でいい宿だった。

指示のあった通り鍵を返却して、

荷物と自転車を担いでトラムに乗り込む。

大のお気に入りになったNavigli地区にもお別れ。

次にミラノにきた時も、またこの界隈に泊まりたい。

ところで、久しぶりの自転車運び。

重い。やはり重い。自転車。

肩に食い込むベルトと、Knogのパニアバッグ。

帰りは行きよりも相当荷物の量が減っているにもかかわらず、

トラムに乗り込むまでも、

中央駅から次のホテルに向かうまでも、

休み休みでの移動で何とかたどり着いた。

+最後の宿 Just Hotel Milano

空港移動に楽な中央駅そばのホテル。

ロフトタイプの40㎡。

ようやくたどり着いたので、綺麗な写真を撮る前に

ドサドサと荷物を置いてすっかりくつろがれてしまった。

やむなし。

ロフトの上から見下ろしたところ。

上下階にシャワーとトイレがあるので便利だった。

最終日の宿は最後まで迷っていたけれど、

ここも楽しい部屋で満足。

+ホテル共用部

建物外観はとても古いけれど、

エントランスからリニューアルされていて

とてもモダンなつくり。

部屋番号の表示が面白かった。

デザインでいい悪いは別として、

とにかくわかりやすかった。

エレベーターや

階段もビビッドなデザイン。

モダンやクラッシックや、それぞれに個性があって

いろんなタイプのデザインに触れられた今回の旅だった。

 

荷物を置いて一息ついてから、

最後の買い物をしに再びイータリーへ。

前日に目星をつけていたものを次々と選んで、

ちょうどお昼時になったので店内のカフェへ。

最後までマルゲリータを貫いた男。

土居・マルゲリータ・アレンです(笑)

目当てのものも一通り買えて、

お会計もいい感じで現金を使えた。

今回の旅でも両替してあったユーロを小分けにして、

1日の予算100ユーロごとにクリップ止めして持ち歩いていた。

アレン君のお小遣いは毎日2ユーロ。

お父さんにもちょっとずつある時に渡して、

日々の買い物やお茶、ランチなどはこの100ユーロでやりくり。

時々奮発してランチでカードも切ったけれど、

自転車移動でほとんど使わなかった日もあり、

そんな時には翌日に繰り越したりして使ってきた。

ほぼ残り少なくなったキャッシュも、

ここEATALYで綺麗に使って。

なかなかやりくり上手な旅だった。

 

この日の予定は主にお土産の買い物だったので、

昼過ぎにはフリー。

くたびれてはいたけれど、

最後に見たかったFENDI CASAのショップを目指して、

バスに乗った。

高級店が並ぶモンテナポレオーネ通り。

まばゆいばかりのショーウィンドウを眺めながら、

これだけ長くイタリアに、そしてミラノに滞在しているのに、

結局ミラノのドゥォーモもガレリアも見ないで帰ろうとしている、

相変わらずの私たちの旅に笑ってしまう。

Parisの時も最初のParisでは凱旋門も見ずに終わってしまっていた。

未だに、ルーブル美術館にも行っていないし。

それでも、こんな風に自由気ままに楽しく街歩きができて楽しいし、

次にきた時にもドゥオーモに行く時間がないくらいに、

見たいところがたくさん。

そう、FENDI CASAもその一つになってしまった。

メイン通りの奥に構えている厳かな建具の前に、

ボディーガードのような黒人男性が立っていたので、

FENDI CASAにきたんですが…と声をかけたら何と。

「お昼休みで閉まっています」

と言われてしまった。

絶句。

ここにきて、シエスタ時間にやられるとは…

あと数時間この界隈でうろつく気にもなれず。

やむなく退散。次の機会に。

道道アルマーニホテルがあったので、

そこでお茶でも飲んで時間を潰す…?と覗いたけれど、

あまりにも凡人をシャットアウトするエントランスのわかりづらさに怯み、

すごすごと退散。

宿に戻って、買ってきたお土産をパッキングして。

ミラノの旅は静かに終わりました。

 

 

 

 

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