リフォームによる機能面の充実が完了して、
いよいよデザインを新しく変える作業に入ります。
今回も、我が家の仕上げはほとんど塗装。
見えないクローゼットの中や、玄関・廊下以外の
今回工事範囲は全て
塗装屋さんに塗装をかけてもらいました。
まずはキッチン奥の冷蔵庫横の壁です。
工事準備のところでご紹介していたとおり、
今まで天井いっぱいまで棚が入ってカタログ類を置いていましたが、
今回はいかにスッキリと見せつつ機能的に
ゴミ箱やウォーターサーバーを配置するのか。
ごちゃつくプリント類もスッキリさせるのか。
そんな課題をあれこれクリアすることを検討していました。
ここにあった棚も移設されてスッキリとしたので、
いよいよ、その仕上げ作業に入ります。
まずはコンパネで下地を作ります。
そして下地処理をして、
鉄分の入ったマグネットペイントを塗ります。
マグネットペイントは、
・最低でも3回は塗装すること。
・各塗装の間隔は4時間以上あけること。
が、ポイントです。
なのに待ちきれずにいろいろくっつけてみちゃって
塗装屋さんの仕事を増やしちゃったヒト(⇦私!すみません!)
良い子はちゃんと4時間以上完全に乾くまで待ちましょう。
今回塗料の量にゆとりがあったので、4回塗りしてもらいました。
塗り重ねれば重ねるほど、磁力も増すとのこと。
ただし、あまり厚塗りしすぎても今度は仕上げがザラザラになるので、
4回くらいがmaxではないかと思います。
マグネットペイントが乾いた後に、
いよいよ中塗りです。
今回、色の乗りにくい赤系の塗料を選んでいるので、
間に薄ピンクを塗ってマグネットペイントの黒を消します。
女性のお化粧下地のようなイメージです。
そしてようやく上塗り。
色はFarrow & Ball のBlazer 212番の色です。
やはり一度塗りだと下地がうっすら見えてしまったので、
赤を2度塗りしてくれました。
これ以上塗ってしまうと
今度はマグネットがつきにくくなってしまうので、
最高でも3回が限度くらいです。
赤と黄色は特に色がのりにくいそうなので、
仕上げがムラにならないように、注意が必要でした。
綺麗に仕上がり、マグネットもちゃんとついてます。
プリントもくっつけられていますが、
こんなに可愛い壁にプリントを貼るのももったいなくて、
冷蔵庫の陰に隠しています。
ウォーターサーバーも冷蔵庫の陰にすっぽりと。
ウォーターサーバーを置くための台も、
今回大工さんが作ってくれたのですが、
軽く頼んだつもりがこんなに立派な台になってしまったので、
お料理の本を置いたりして活用しています。
コンロ脇の調味料棚も汚れの目立たない色に塗装。
この位置に棚があると
火をかけながら調味料がさっと取り出せて、
且つ壁の陰になっているのでLDからは見えず、
コンロ周りもスッキリとできるのでとても便利。
私もキッチンの計画の際には取れるときには採用しています。
パッと華やいだ色の壁になって、
キッチンに立つのがますます楽しくなります。
色は、人の心を大きく動かす要素だと、改めて感じました。
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