二日目の朝。
朝食をとりに向かうと、一足違いで席は満席。
席が空くまで、お隣のバーで待ちながら中を探検。
連日の早朝弁当作りがこたえて、夜早くに眠ってしまったのが悔やまれる。
素敵なバーがこの宿にもあったのでした。
夜の顔、見てみたかったなあ。
朝日を浴びたバー…っていうのも何だか不思議ですが、
ここが魅力的な空間であることは確か。
扉の奥にあるVIP席。
どんな方々がここに座って、ゆっくりとお酒を飲んできたのでしょうか?
天井の意匠も凝っていました。
隣接したおトイレもこのファンキーさ。
タイル使いも大胆です。
当時の美意識、本当にすごいなあ。
前日に探検したレストランの朝食と、
下階のカフェテリアでのビュッフェスタイルの朝食との選択で、
食いしん坊のnoiファミリーは迷わずビュッフェに。
朝からカレーに、サラダに盛りだくさん。
さすがに、どのお料理も味もよくて、大満足の朝食でした。
朝からガッツリ食べたカロリーも、しっかり消費!…とばかりにプールへ。
15Mくらいの小振りなプールですが、
人が少ないので温泉代わりに楽しめました。
思い出をしっかり記録して、そろそろチェックアウト。
泊まった部屋の図面を起こしてしまうのは職業病?!
だけどこうすることで、一番記憶にとどめておけるのです。
様々な驚きやヒントなどを与えてくれた宿。
まだ、洋館が少なかった時代に、
木造建築で重厚感もあり、海外の石造りの建築を模倣しながら、
独自の個性も表現していた建築物に、心から感動しました。
さて。
2日目はもう一つの目的の場所、ポーラ美術館へ。
これまでのクラッシックな空間から一転して、
森の中にある、現代的なガラスの建物へ。
シンプルなガラスの空間なのに冷たく無機質に感じないのは、
やはり周囲を取り囲み包み込んでくれる森の緑によるものでしょうか。
この時期は、モディリアーニをフューチャーした展示があり、
しばしパリのポンピドーセンターのコレクションみたいな時代の作品達を
ゆっくりと楽しむことができました。
ついつい、こういったものにも目がいったりして。
山を降りたら、箱根湯本のちもとさんへ。
こちらも最近改装が終わって、面白いカフェスペースができていました。
甘いものと冷たいお茶でほっと和みます。
お土産にわらび餅も買って、ご機嫌の息子。
帰りのロマンスカーでモリモリと食べてしまっていました。
あ、甘党…
ふらりと出かけたちょっと遠い散歩みたいな旅でしたが、
新たな発見もあって楽しい時間でした。
さて、また頑張って働こう。
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