温泉のある丘の上、Bagni San filippoを出発。
次は予定ではMontalcinoで美味しいワインと
トスカーナの美食に舌鼓を打つ予定だったが、
Orvietoを出た後の上りで心が折れ、
長距離+これまで以上の急勾配の上りということで、
ルートと行程を変更することにした。
San quirico d’orciaまでの約20kmがこの日の行程。
前日頑張って登った分、
翌日の朝は爽快な下り。
このあたり一体は
ヴァル・ドルチャ美術・自然・文化公園となっていて、
美しい丘陵の間を駆け抜けていくのが爽快だった。
途中、鹿が3頭丘の上を並走して行ったけれど、
Go Proは自転車のハンドルに固定してあったから
残念ながら写っていなかった。
この日は走行距離も短いから余裕…かと思ったけれど、
最後の登り数キロはやはりキツかった。
日々、何かしら困難はある。
おそらくあの丘の上が今回諦めたモンタルチーノ。
もうこの時の私たちには、
あそこまで高く登る気力はなく。
とはいえこの日に泊まったSan quirico d’orciaも丘の上なので
ここまで上がってきたわけだ。
急遽予約を入れた宿IL Garibaldiに到着してチェックイン。
まずはランチを1階のレストランで。
部屋はエアコンがついてなくて暑かったけれど、
ここは窓に網戸もついているし部屋より涼しくて快適。
何より、地元の人たちに愛されているガッツリ飯が我が家好み。
すっごい強そうなお巡りさんが、
ダイエットなのか野菜メニューばかり注文していたのだけれど、
盛りが良すぎてちっともダイエット効果なさそうなのがおかしかった。
みんなチャーミング❤️
その後小さな村をのんびり散策。
ちょっとステキな家を見つけた。
歩いて周り切れてしまう小さな村。
真ん中の広場に教会。
この通りにも美味しそうなレストランが一杯。
昔の石投げ砲台に、
何故か寝かされていた人形。
シュールな人形の前で、
昔の戦術談義をする男たち。
ジェラートはもうダブルが食べられないお年頃デス。
こじんまりした、落ち着いた綺麗な村でした。
散歩を終えたら、午後は休息。
夜も同じ1階のレストランで食事。
オットはトマトソースパスタ。
相変わらずチーズで下が見えない。
アレン君は鶏肉のグリル。
私は野菜のグリル。
隣のテーブルでは、村中のマッチョが集合みたいな感じで
ガタイのいい男性たちが20人くらいで食事をしていた。
昼に見かけたお巡りさんもいた。
みんないい飲みっぷり食べっぷり。
ワイルドで美味い！って感じのレストラン。
楽しい食事だった。
急な予定変更で泊まった宿。
安宿で建物も古くて、エアコンなくて暑かったけれど。
窓からの日の出は幻想的だった。
宿の人たちもみんな親切。
朝食を1階のBarでとって、
地下に預かってもらっていた自転車を取り出して、
水を買い込んで再び出発だ。
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