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noiは何しにイタリアへ?!+++11
  • Posted:
  • 2018年9月18日
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AcquapendenteからBagni San Filippoまで。

最初はとにかく坂道を下りまくり。

ずっとブレーキをかけ続けながら、

急な勾配をひたすら下る。

男たち2人は先の方で飛ばしまくっていた。

アレン君がぶっちぎらないように

おとうさんが前を走って抑えているものの、

おとうさんも飛ばしてる!

昨日あんなに苦労して登って来たのに、

下るのはあっという間。

こうして肌で感じる人生模様。

途中何度か休憩しながら、

下りが終わった後も順調に進んで行った。

が。その後の登りがまた急勾配で過酷。

予想してはいたものの、

後半は上り坂の連続。

待ち構えていたトンネルも抜け、

ようやくまた少し走りやすくなったのもつかの間。

最後は朝の爽快な下りを全て取り戻すような勾配の上り坂。

自転車押して漸くたどり着きました。

本日の走行距離約35km.

天然温泉のある小さな街。Bagni San Filippoへ。

宿のアパートメントに到着して、

事前にメールで受け取っていたチェックインの方法を確認。

少し戸惑ったが、あれこれ探してみてようやく鍵を発見。

部屋までたどり着くことができた。

まずは荷物を置いて、隣のBarで腹ごしらえ。

疲れてクタクタで、お腹ぺこぺこでも食べる気がせず。

野菜のマリネの盛り合わせ。

奥の小皿はアンチョビとイタリアンパセリのオイル漬け。

オリーブの実も美味しくて、野菜も身体に染み入った。

何でもないのが美味しい。

オットはサラダパスタを注文。

これも美味しくって気に入って、夜もここで同じものを食べていた。

腹ごしらえを済ませて、まずは温泉へ。

少し坂道を登っていくと、

温泉の湧いている場所まで下る小さな山道がある。

手前がぬるめの湯。

奥が少し温度の高いお湯。

みんな水着で入っていたり、

そのもっと奥にあるお湯のところで泥パックみたいに

全身泥を塗っている人たちもいた。

温泉で疲れを癒して…って割には日本と違ってかなりワイルドで、

温泉の底も靴をはいてないと痛いくらい。

周りのヨーロッパ人たちは何時間も過ごしているようだけれど、

我々は「温泉きたよ!」って感じで早々に切り上げて宿に戻る。

 

今回もまたステキな宿。B&B Il Fosso Bianco.

天井も高くて広々感じる。

寝室は2部屋。

水周りもコンパクトだけれども綺麗。

ただ、タイルの腰壁の上に鏡が付いていたので、

高すぎて私の顔は鏡で見えなかった。

部屋は離れのようになっていて、

テラスに面しているのでちょっと得した気分。

洗濯物干しながらテラスビールも満喫。

隣がバールだから延長に居るみたい。

小さな村の小さな賑わいの真ん中。

目の前のGELETERIA前にいるおばちゃまたちの

井戸端会議を眺めつつの一杯。

アレン君はまた個室エンジョイ。

今回、古い建物を改装している中で、

家具もIKEAだったり、床も塩ビタイルだったりするけれど。

石造りの建物、木製サッシ、枠見付60以上の木建、

H120くらいの木巾木OP…などなどで、

決して安普請には見えずに居心地の良い部屋が成立していた。

素材感とコストと適材適所のバランス。

かけるべき所落とせるところなどなど色々参考になった。

翌朝の朝ごはんも充実。

明るい共用部に用意されていた朝食。

ヨーグルトやハムも冷蔵庫に冷えていて美味しくいただいた。

手作りタルトたちはあまりに甘そうで手を伸ばせなかったけど、

パンやシリアルもあったのでおなかいっぱい。

コーヒーもいろんな種類が飲めて

おかわりを何杯か。

その後、荷造りをしてチェックアウト。

上り坂は大変だったけれど、いい宿でした。

 

 

 

 

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