飛行機に自転車3台を乗せることが確定して喜んだのもつかの間。
意外と足元にあったぬかるみに嵌った。
家から羽田まで自転車を運んでもらうために目をつけていた
ワゴンタクシーが、全く使えないってことが判明したのだ。
車種も確認して内寸法情報も調べて、
真ん中のシートまで倒せば
自転車ダンボール3箱の寸法から逆算しても容積的に納まる…
とスムーズに予約出来ることに全く疑いも持っていなかったが、
「そんなに大きい荷物には対応していませんので乗せられません」
と無下に断られた。
「ワゴン車ですよね?十分乗せられると思うんですが…
じゃあ、どのくらいのサイズまでなら乗せられるんですか?」
こういう時にじわじわ相手を追い詰めて論破する夫が、
努めて冷静に質問したところ、折り返しの電話で返ってきた答えで
ワゴンタクシーの使えなさ加減が更に露呈した。
「6人乗りでスーツケース4個までなら乗せられます」
誰が望んで依頼するんだ?そんなサービス。
どうやったらそんなシチュエーション想定ができるんだ?
あれこれ突っ込みたいところは満載だけれどそんな暇もないので、
どうやったら自転車を空港まで運べるのかに切替えて
検討することにした。
・他のワゴンタクシー会社 …どこも軒並み足並み揃った感じ
・もの宅便 小さめのトラックと運転手をレンタルするサービス
おお。なんと素敵なサービス! でも対象区域京都方面だけ!
・羽田隣接EXCELHOTEL東急に前泊してそこに配送受け取り
送料+宿泊費で高すぎ!
・EMSでローマのホテルに送る
3台でいくらかかるんだ?!
・レンタカー借りて運転できる友にお願い…申し訳ない…
と、あれこれ検討してボツ案も散々出切った後に、
最近の輸送業はバラエティに富んでいて、
トラックと運転手さんを時間や距離でコスト算出して
レンタルできるサービスが色々あることを知った。
早速そのうちの一社に見積り依頼の電話を。
その間夫も空港への自転車配送と受取可能な方法を調べて、
QLライナーなら規定サイズ内であれば自転車配送もしてくれて、
ANAの手荷物宅配カウンターで受取が出来るのが確認できた。
WEB上での規定サイズには全く納まらないが、
電話で問合せるとWxDxHの合計が260cm以内であれば配送可能。
但し、損傷等に関しての責任は負いませんとのことだった。
送料は1台6,600円。
見積り金額だけみると、先のレンタルトラック+運転手さんが
安かったが、当日もし何かトラブルがあって運べないというリスク
より、前日までに空港に自転車が届いていて追跡調査も出来るので
今回行きはQLライナーで発送することにした。
せっかく見積りを出してくれたところには、
帰りの日に渋谷から自宅までの配送をお願いすることにする。
ようやく運ぶ方法は見えてきた。
では、実際運ぶためには…というシミュレーションが、
この後続きます。
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