昨年末にApple storeで触ってみたら、
宣伝通りの反応の良さに感動して、
ついつい買う事になってしまったApple Pencil.
勿論、Pencilだけでは使えないので、社長が奮発してiPad Proを導入。
入手に少し時間はかかったものの、到着してから約一月。
スタジオノイでもあれこれと、この新しいツールをお仕事に活用しています。
これまで通り、
打合せで必要な事例の画像やカタログをお客様にお見せするのは勿論のことですが、
やはりペンシルを活用して描くということで、
よりアクティブにこの画面を活用できるようになりました。
1)撮ってあった写真を下敷きにして、トレース。
イラストみたいに表現したい時に、
写真さえ撮っておけばあとからそれをトレースして仕上げることができます。
平面図の画像を取り込めば、その上でラフプランをつくることもできました。
2)アプリを使って、ラフパーススケッチを作成
透視図のグリッドを描きたい角度で設定できるので、
その補助ラインやグリッドに沿って、スケッチが描けます。
CGの入力までは時間もコストもないけれど、
説明用にちょっとスケッチを添えたい場合などにはとても便利。
3)図面のチェックや指示に
PDFを取り込んで、その上に赤入れができて、
それをさっと画像データ化もしくはPDFのままメールなどで送信できます。
図面出力→紙図面にチェック→スキャン→メール…
というのがこの中で完結できてしまいます。
膨大なチェックバックの図面が、出先からでもこれ一台で取り出せて指示できる。
あの重い図面の束を持ち歩かなくても…
これがひとまず一番やりたかったことでした。
4)現調内容をこの画面上で記録
これは、機器類を落とした時やデータが飛んだ時の不安もあるので、
こまめに保存をかけて都度メールしてよそにデータを残しておくなどの
工夫が必要ではありますが、実際とても便利でした。
現調はある程度書込みしやすいサイズの図面をベースに挑みますが、
どうしても記録量が多くなると描ききれなくなったり、
字が小さすぎて後で自分で読み返しても読みづらかったりします。
※特に最近は、小さい文字がとてもとても読みづらいお年頃の我ら。
それが、
このiPad Pro上で拡大して描きやすいサイズの文字で記録をしておけば、
後で拡大して書き込んだ数字も読めるし、
その場で記録したデータを担当者に送信もできて情報共有できます。
細かいメモ書きもできたので、とても便利でした。
現段階では、私がiPad ProとApple Pencilを仕事で活用しているのは
上記のような状況です。
またこれから、色々と工夫したり新しい活用法も見つけられれば、
もっともっと楽しくこの新しいツールたちと仕事ができるかと思います。
ペンシルだけならまだしも、iPad Proは決して安いものではないので、
導入に踏み切ってくれた社長に報いるためにも、
大いに活用したいと思います。
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