Blog
noiは何しにイタリアへ?!+++05
  • Posted:
  • 2018年9月15日
  • Comments:

    0

il vialettoの朝。

早くから庭の芝刈りをしているOlvidioさんに

おはようと手を振る。

昨夜も夕暮れ時にMonicaさんとプールの手入れをしていた。

綺麗に行き届いた手入れの庭。

心地よい場所は、

こうして日々繰り返される心配りで深まっていく。

7時半に朝食の用意ができたので降りていく。

ダイニングに並ぶ美味しそうな朝食を皿によそって、

お庭で朝ごはん。

鳥のさえずりを聞きながら、

優雅な朝のひと時。

朝ごはんまでは、ハッピーハッピー💕

再び、荷物をまとめてチェックアウト。

今日もまた30km以上の距離を走る予定なので、

早めの涼しい時間に出発をする。

二人にお礼を言って、お別れ。

いざ、二日目出発!

湖沿いを気持ちよく走っていたら、

追い抜いて行った車が突然止まった。

なんと、宿のOlvidioさん。

私が部屋に忘れていた水筒を

わざわざ追いかけて届けてくれたのだ。

Grazie mille!

ホスピタリティに溢れた、

本当に素敵な宿だった。

 

湖沿いの道から、いよいよ山越えの道に入る。

等高線をみるとこんな感じ。(↑画像をクリック)

洒落にならない過酷な山道。

オットの荷物が重すぎてこの勾配は自転車漕げずに

ずっと手押し歩き。

終わらない山道。

アレン君もフラフラ。

熱中症で倒れるのではないかと思ってハラハラ。

ワイドショーで「無謀な鬼母、子供を連れて自転車旅。

熱中症で息子が倒れた!」なんてテロップが流れるのが

頭をよぎる。

「こんなことに付き合わせて、みんなほんとごめん!」

そう思いながら、

とにかく途中で倒れないようにと祈りながら、

なんとか前に進む。

こんなに登ってきたけれど、

まだまだ終わらない上り坂。

みんなメンタル崩壊寸前。

ヤバい。

……

と、言うことで、

明日の行程は変更してプランBに。

ちょっと、

電車乗ってズルします。

 

ようやく乗り越えた上り坂。

本当に辛かったけれど。

それでも、すれ違いざまにciao!と声かけあったり、

坂道頑張ろ!って

励ましあったりする自転車乗りの人たちに沢山会った日。

終わってみると、心に刻まれた思い出。

山越え段階でgoproの電池が切れて、

最高にグルーヴ感ある山下りを撮り損ねてしまった。

でも息子が、

「いいじゃん。オレたちの目にこの景色焼き付いてるから」

って言ってくれたのが、嬉しかった。

この日の行程は回り道もあったので約40kmに。

(↑画像をクリック)

ようやく次の宿の手前、Vetralaの街に入って昼食。

チェックしていた地中海料理レストラン、La MACHINAへ。

自転車を敷地の中にとめさせれもらえますか?

ってシニョーラに聞いたら、

閉まっているレストランの中にどうぞって言ってくれた。

途中で雨が降ってきたら、

濡れないところに入れてねって教えてくれたり。

本当にいく先々で皆が優しく親切。

そうしてようやく、ありつけた昼食。

オットのボンゴレ。

アレン君のカルボナーラ。

ローマを1日で出てしまったので、

カルボナーラを食べ損ねてしまっていたのでリベンジ。

私はあまりにも疲れすぎて食欲がなかったので、

野菜のグリル系。

ようやく腹ごしらえも済んで、

残りの数キロ。宿まで向かう。

宿の看板から敷地内の道をググッと奥まで進んで、

ようやく今日の宿に到着。

オリーブ畑の広い敷地の中にゆったりと建つ

アグリツーリズモi due Casaliが今日の宿。

自転車も部屋のそばに置かせてもらって。

ここが今夜の寝床。

そして、

ここまでの道中であまりの過酷さに心が折れた私たちは、

一泊の予定を二泊に変更して、

ここでゆっくり英気を養うことにした。

綺麗なプールもあるし。

アレン君が道々やりたがっていたサッカーゲームで

おとうさんにけちょんけちょんにやられる笑

ようやくの連泊。

旅の疲れを癒しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No Comments
Leave a Comment