01.プランのはなし

 

住まう人、過ごす人に寄り添ったプランづくり


デザインとしての美しさ同様に、
そこで暮らす人・過ごす人が求めていることに寄り添えているか…?
それが私たちのプランづくりに於ける大切な基準となります。
独りよがりになっていないか。
クライアントの声になっていない潜在的な声にまで心を向けているか。
そんな姿勢を忘れることのないように、常に心がけて各プロジェクトに携わっていきたいと考えています。
 
 

プランのはなし

立体的にも平面的にも、一粒で二度美味しい…がすき


立体の効果を見込んだ豊かなプラン

階段のステップの一部が家具だったり、暖炉だったり。
吹き抜け越しに上下階の気配を共有できたり。
機能的な動線を駆使しつつ、日の当たらなそうなスペースに光を落としたり。
そういった一粒で何か別のうま味のあるプランの提案を得意としています。

 0P-02

0P-03

室内と室外との良好な関係

室内に居ながらにして外の緑を眺められたり、
空を近く感じられたり。
室内とも室外ともとれるどこか中間的な曖昧なゾーンを楽しめたり。
家の中が、カフェみたいだったり。
そんな冒険も、使いやすさを鑑みながら実際のかたちにしていきます。 

 

 08

回遊・裏動線

殆ど平面的な展開にとどまるマンションのプランニングにおいても、
回遊できたりサブ動線を確保したりして居住者が使いやすい間取りを実現するようにしています。

写真上) 一般的な3LDKのマンションを、3WAYの間取りにスケルトンリフォーム。
写真下左)玄関からキッチン前通路と、キッチン〜主寝室の2WAYが廊下で回遊できるプラン。
写真下右)独立型だったキッチンも横長LDに面した開放的なプランに。  

 
 
写真左)洗面脱衣室〜WICを通過してリビングまでつながります。
写真右)住戸中央にあった浴室を外廊下側に移動して自然光の入るラグジュアリーな浴室としました。

02

 
主寝室がLDKにも玄関廊下にもつながるプラン
 
3LDKの間取りを、ゆとりの1LDKにスケルトンリフォーム。メインベッドルームとなる一室の中で、玄関に近い方を衣装室のように設え、リビング側を就寝スペースとしました。
冬の寒い時期でも温度差を感じることなく移動が出来るような計画のため、出勤前の身支度もスムーズになったと大変喜ばれました。

 
 

細かい使い勝手への気配り

大きなプランニングのみならず、細々した物の収納にも配慮して計画をたてていきます。
使う物を使う場所に使いやすくしまえる「しくみ」も計画に組み込みます。
家事の動き一つ一つにまで配慮された計画は、家事の効率化にも大いに役立ちます。
そこで暮らす方それぞれのクセや使いやすさに配慮しながら、
最大の効果のある答えを一緒に導きだしていけたらと考えています。