03.森の中のアパルトマン

 

「自分たちらしさ」を追求した家づくり


我々スタジオノイのバルコニーを見事な森にしてくれた、お花屋さんご夫妻の住まい。
中古マンションを購入して、自分たちの好みにあわせてデザインしアレンジするのをお手伝いしました。
感性がとても近いご夫妻だったので、「あ・うん」の呼吸で諸々が決まっていきました。
(Atelier MASU時代物件)
 
 

森の中のアパルトマン

スキなもの「だけ」に囲まれた家


一つ一つ選ばれてきたお気に入りたち

断捨離なんて言葉が出てくるずっと前から、ご夫妻の整理整頓術は見事なものでした。とにかく徹底的と言える程、気に入ったもの以外は持たない。何かを持ったら、それまでの何かを処分する。そうして集められた物たちは、どれも個性豊かで味わい深いものばかりでした。
コンパクトながらも、美しく暮らす。それを実践できるハイレベルな「住まい力」を持ったご夫妻と子供さんの家のお手伝いは、とても楽しいものでした。


ガラスモザイクタイルと木製棚 

タイル好き話題で盛り上がる奥様。スタジオノイのダイニングの壁を見て、ガラスモザイクタイルに魅了され、自邸のどこかに使いたい!というご希望をもたれていたので洗面台の背面ライニング部分に使用しました。壁に埋め込んだ木製の棚や、ラフなタイルの目地などが、独特の雰囲気と味わいを醸し出しています。
季節のお花や小物を飾るセンスは流石。毎回素敵に演出されていました。 

キッチンはチョコレート色

キッチンはシンプルなI型。壁面にはベージュ色のモザイクタイルに、目地をチョコレート色にするというちょっとした冒険をしてみました。
お気に入りたちに囲まれて、毎日のお料理も楽しくなるように。
娘さんもお手伝いが大好きで、一緒にお料理も楽しんでいました。

最小限でも最大限の効果を

内装材は、既存で使用できるものはなるべく残す計画としました。床のフローリングや建具などは、現在のシートものとちがって天然木のものが使われていたので、クリーニングや再塗装などで綺麗にして使いました。下足入れも見事な天然木カウンターだったので既存を残して、扉だけ表面に木目調シートを選んで上貼りをしてイメージチェンジしました。カウンター上のタイルと一緒になって、パンチのきいたデザインの玄関へと生まれ変わっりました。ここも季節のディスプレイスペースとして大活躍でした


 

ぬくもりを感じる空間

天然木のあたたかい風合いのテーブルと布張りの椅子。
珪藻土のアクセントウォールとモザイクタイル貼りのキッチン。
それぞれのアイテムが折り重なって、ひとつのあたたかい空間をつくりあげています。