つかの間の休日。
都内の小さな旅での滞在先は、大手町にあるパレスホテル東京。
去年の夏休みに、ペニンシュラホテル東京に滞在して、
翌日の朝食をこちらで取ったのですが、
共用部のインテリアデザインがどこも素敵ですっかり魅了されてしまったので、
今年はこのホテルに滞在してゆっくり過ごすこととしました。
天井が高くてゆったりとしてフロントカウンターでチェックインをして、
いよいよ部屋へ向かいます。
今日のお部屋は、内堀通りに面した1335号室。
ベルボーイさんに案内されて中へ入ると。
わあお!
窓外に広がる皇居の豊かな緑。
お部屋もシックで素敵!
水回りは2wayになっていて、ガラス張りのお風呂にも自然光が入ります。
去年のペニンシュラよりも部屋の面積は小さくなりますが、
プランの伸びやかさでこちらの方がずっと広がりを感じて私は好みでした。
カウンター、テレビ、奥の白い家具はミニバーになっています。
窓際に置かれたテーブルと椅子。
カーペットはシックな柄で、壁や天井はいずれも塗装仕上。
だからなんだか、風合いが良くて空気感がしっとりと感じられます。
女性は特に気になるアメニティグッズも充実。
バスソルト、ボディーローション、ボディーソープ。
コンディショナーとシャンプー。
特にボディーローションは柑橘系のすごくよい香りで、使うのが心地よかったです。
このホテルは、共用部に香るアロマの香りもとても品が良くてリラックスできます。
日本茶セットのポットは鉄瓶。
この他、もちろん珈琲や紅茶も用意されていました。
ガラス張りの水まわりには、電動式のウッドブラインドも仕込まれているので、
隠したいときには全て隠れるようになっています。
でも、我が家はこの通り、ずっと開けっ放し。
伸びやかなバスタイムを楽しみました。
シャワーブースも別についていて、レインシャワーも装備。
右の乳白ガラスの奥は、トイレになっています。
木と石でまとめられたトイレ。
メインのところは石壁なので、ガラス部分があってもあまり気にならず、
ベッドルームや通路側の扉も閉めてしまえば、
落ち着いて用も足せるトイレになっていました。
こういう心理にまで配慮したプランと内装材の選定が見事だなと思いました。
洗面カウンターは1ボウルですがこちらもゆったりとした設え。
鏡の一部がテレビ画面になっていて、
息子はそこでテレビを見ながらケタケタ笑ってバスタイムを楽しんでいました。
共用部だけでなく、個々のお部屋もやはりとても素敵だったパレスホテル東京。
日常の慌ただしさからちょっと離れて、ゆったりとした時間に身を投じる休日。
東京駅大丸地下の充実のお弁当を食べながら、グダグダと部屋で過ごす時間。
いつの間にかすっかり酔いもまわって、
ふかふかのベッドで熟睡していたのでした。
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