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noiは何しにイタリアへ?!+++01
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  • 2018年9月11日
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無駄に早く目が覚めて出発までの時間を持て余し、

予定よりも早くに家を出た。

渋谷に向かうバスの中で、

いよいよ始まる旅への緊張感か、心臓がバクバクと高鳴っていた。

自転車を事前に発送していたのと、

制限重量に合わせてかなり荷物を絞り込んだので、

これから約1カ月も旅に出る割には

随分と身軽な私たちの出で立ちだった。

渋谷でリムジンバスに乗り換えて、羽田空港へ向かう。

お盆休みの最終日だったが、

帰省ラッシュの影響はなく速やかに時間通りに空港に到着した。

羽田に着いたら、

まずは今回のエアラインである

キャセイパシフィックのカウンターを確認。

まだカウンターは開いておらず、誰も居ないので次の目的地へ。

念のため手配していたイモトのWIFIを受け取り、

更に事前に自転車を預かってくれている

ANAの荷物受け取りカウンターを偵察。

肝心の自転車がちゃんと届いているかと心配はあったけれど

遠目にも十分すぎるほどの存在感で

見覚えのあるデカいダンボールが3箱、

カウンター脇に並んでいた。

ここまで一安心。

さらっと目視確認だけして、ひとまず身軽なうちに腹ごしらえ。

息子の希望の洋食屋で、日本出発前の最後の食事。

私はこの後に控える機内食フォアグラ状態に備えて

量を控えめにした。

南周りで香港乗り継ぎだと、

ローマまではフル機内食が3回も出るのだ。

食後、いよいよ預けてあった自転車を受け取りに行く。

カウンターのお兄さんに申しでたら、

ああ、あの!という感じで笑っていた。

そこで配送料金を支払って、

荷を受取ってチェックインカウンターまで運ぶ。

最近はどのエアラインも制限重量が厳しいのか、

全体的にデカいスーツケースを戦車みたいに積み上げて

カートを引いている外国人観光客は見なくなった。

その関係か空港カートのサイズも

かなりコンパクト化されたようだ。

一台のカートに自転車ダンボール2個乗るかと思ったけれど、

残念ながら一台1個のみ。

まず皆で一台と自転車以外の荷物を運んでからわたしが荷物番に。

オットと息子が地道に何往復かして残りの自転車を運ぶ。

空港内でこのサイズの荷物を運んでいるのは

かなりインパクトがあるようで、

巨大ダンボールが乗ったカートを押している姿を見て

ギョっとする人も多かった。

全部チェックインカウンターまで運び終えて、

ひとつやり遂げた後の記念撮影。

全部並んだところも圧巻だった

いよいよキャセイのカウンターが開いて、

チェックインの時間になった。

事前に自転車を持ち込む許可を取っていたので直ぐに

「ああ、こいつらね」と理解して貰えたようだが、

普通の荷物のセキュリティチェックでは通らないので

大型用の場所に運ぶことになる。

職員が数人手分けして、

箱サイズを図ったり重量測定したりしてバタバタしていた。

30kgに収めるべく悪戦苦闘してきた甲斐あって、

重さに関しては問題なくクリア。

手荷物も持って来たものは全て持ち込めることになった。

乾燥ワカメご飯とか、重量オーバーなら全て破棄か⁈

とハラハラしていたけれど、そこは少し緩めでホッとした。

バゲージタグもつけてもらって、預けられる荷物は預けてから、

いよいよゾロゾロと大型荷物のセキュリティチェックまで

自転車を運んだ。

大型荷物用の機械にダンボールは

何とかギリギリ通すことができたけど、

一台の箱に何やら不審物発見とのことで、

厳重に梱包してあった箱の一つを止む無く開けることになった。

引っかかったのは、タイヤに空気を入れるための小さなボンベ。

重さ表記のあるもので4個までなら可能とのことだったが、

表記のないものやら何やら6.7個入っていた。

この辺はオットに任せきりにしていたが、

そりゃ没収されるわな。

止む無く4個と機内持ち込み可能な1個以外は全て没収で、

再度ダンボールに蓋をした。

ようやく、自転車もチェックイン完了。

今日の一番の山場を超えた。

随分と早くに家を出たけれど、

自転車を預けて自分たちもチェックインした頃には、

既に搭乗時間まで一時間ちょっとになっていた。

ここでようやく、ひと息の一杯を。

香港経由で、

ローマに向かいます。

 

 

 

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